M&Aキャピタルパートナーズの生涯給料はいくら?年収から試算

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就職活動を考えるにあたり、年収がいくらなのかはとても気になると思います。そうした中で、年収ランキングの上位企業として取り上げられるのが「M&Aキャピタルパートナーズ」です。東洋経済オンラインの全国トップ500社ランキングにおいても年収トップ企業として取り上げられています。

M&Aキャピタルパートナーとはどんな会社?

設立は2005年、東証1部上場の企業で、主に中小企業の経営者を顧客としてM&Aのアドバイスを行います。M&Aとは企業の買収と合併を意味しますが、当社の顧客を見ると主には中小企業の経営者ですので、オーナー社長が自身の事業を譲渡する際にM&Aキャピタルパートナーズを利用して、アドバイスを受け第三者への売却を行います。こうして事業売却が上手くいけば利用企業の経営者はM&Aキャピタルパートナーズに手数料を支払います。

日本の高齢化による、企業オーナーの事業承継のニーズを捉えたビジネスで事業を大きく拡大せさてきた成長企業です。

なぜ給与が高いのか?

2019年9月のM&Aキャピタルパートナーズの従業員数は単体で98名、うちM&Aのコンサルタントが80名です。(出典はこちら)コンサルティング業については、コストの多くが人件費となります。例えば、製造業については製品開発にかかるR&D費用や、工場設備に対する設備投資などの費用負担が大きく経費率が上昇します。M&Aキャピタルパートナーズの場合、こうした設備投資負担が極めて小さく売り上げに対する経常利益の比率は40%を超えます。

M&Aについてアドバイザリーを行いつつ、事業売却に係る事業・企業売却金額(不動産以上に大きな金額になるものと考えられます)に対しての比率で手数料を受け取るビジネスであり、従業員一人あたりが取り扱う取引金額が大きくなるため、給与として支払われる金額も大きくなるものと考えられます。

一般に、仕事上1人当たりでの取り扱い金額が大きな仕事、企業が受け取る手数料がその金額に比例する事業、その仕事の成果が少人数の人の業績として明確に反映させやすい仕事は給与は高くなる傾向になります。例えば、外資系の金融フロント(金融商品、不動産等の金額の大きな商品)、不動産取引、コンサルティング、保険の販売など一例となるでしょう。

M&Aキャピタルパートナーズの生涯賃金を試算

2019年の当社の有価証券報告書を見ると、平均年間給与は3,109万円となっています。生涯給与ランキングについては東洋経済オンラインでも算出しています。こちらでは業種分類ごとの賃金構造基本統計調査の給与カーブと平均年間収入を組み合わせて生涯給与を算出しています。

Ed-Inでも同様の方法で試算していますが、元になる平均的な賃金カーブは2018年の賃金構造基本統計調査の大卒・大学院卒の男女計、企業規模10人以上のカーブを利用しています。M&Aキャピタルパートナーズはサービス業に分類されますが、Ed-Inでは平均年収から賃金カーブを用いて生涯賃金を比較する手法として平均的な賃金カーブを単純化して上記の一つを採用しています。

賃金カーブの試算

 

 

 

 

 

 

 

 

(出典:Ed-In作成)

2019年9月期の当社の有価証券報告書にある平均給与3,109万円をもとに作成しています。さて、同様に有価証券報告書から従業員の状況を見てみましょう。

従業員数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
98 31.2 3.15 31,093

       事業部門の名称

従業員数(名)

  M&Aコンサルタント部門

80

管理部門及び非コンサルタント部門

18

       合計

98

(出典:M&Aキャピタルパートナーズ有価証券報告書からEd-In作成)

管理部門の人員が18名であり、コンサルタントは80名です。売上高約109億円に対して、売り上げ原価が約34億円、そのうち約26億円が人件費。そしてその26億円のうち約21億円が賞与となっています。これを80名で割ると2,625万円となります。企業としては変動比率が高く非常に効率的、従業員としても高収入ですが実績次第というのが良くわかります。

当社の場合、年功序列の典型的な日本企業とは異なる給与体系となっていると考えられます。大卒で新人で入社し、年齢を重ねると給与が上昇していくという給与体系を前提とする生涯給与と同様の手法で計算するのは無理があると言えます。

従って、参考ではありますが、上記の賃金カーブを用いて生涯賃金を試算してみました。

生涯給与の試算

 

 

 

 

 

 

 

(出典:Ed-In作成)

あくまでも平均年間給与と賃金構造基本統計調査から求められる平均的な賃金カーブから生涯賃金を試算していますが、M&Aキャピタルパートナーズの生涯賃金は12億6,524万円となりました。

また、東洋経済オンラインでは2018年9月の有価証券報告書の平均年収から試算していますが、平均年収2,478万円に対して、生涯給与を10億7,394億円と試算しています。Ed-Inで2018年の年収をベースに試算した場合10億845万円となり概ね同様の結果が得られています。

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コメント

  1. […] さて、こちらではM&Aキャピタルパートナーズの生涯給与を算定してみました。長期の株式投資のフレームワークからみてどの様に見えるでしょうか。 […]

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