ホールフーズってどんな会社?なぜアマゾンは買収したの?日本では?

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あのアマゾンの大型買収が報じられています。
米国のホールフーズというスーパーマーケット
ですが、その買収額は約1.5兆円と巨額です。
アマゾンにはどんな狙いがあったのでしょうか?
ホールフーズってどんな会社?
日本では、展開していないのであまり馴染み
のない会社ですが、米国を中心にスーパー
マーケットを展開しています。ホームページ
を見て見ると
(出典:http://www.wholefoodsmarket.com)
ととてもヘルシーななんだかオーガニックな
感じがしますね!
Who are we? Well, we seek out the finest natural and organic foods available, maintain the strictest quality standards in the industry, and have an unshakeable commitment to sustainable agriculture.
(出典:http://www.wholefoodsmarket.com/company-info)
なんてあります。
簡単に訳すと、
「私たちは?私たちは可能な限り最も良質で
オーガニックな食品を追求し、この業界で
最も厳しい品質基準を維持し、サステイナ
ブルな農業に揺るぎないコミットメントを
行います。」
ということで、要するに高級な、オーガニッ
クスーパーということになります。
その追求の姿勢が現れているのは、
保存料
着色料
香味料
等を使った食品を扱わないことを
ポリシーとしていることです。
お店の外観はこんな感じです。
(出典:http://www.lipstickalley.com/showthread.php/1175014-Whole-Foods-Is-Tanking-High-Priced-Luxury-Foods-Don-t-Jibe-With-Our-Times)
日本で例えると高級スーパーですので、
成城石井といったところなのですが、
やっぱりかなり違います。成城石井の
場合は、ちょっとこじんまりした感じの
海外食材が多いといったイメージですが
ホールフーズの場合はやはりアメリカで
すのが結構巨大なスーパーになります。
そしてなんといってもオーガニックに
こだわっているので、そのせまる、
野菜感が半端ありません。
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(出典:https://www.theatlantic.com/business/archive/2015/09/whats-the-matter-whole-foods/408208/)
こうゆうのを見ると、アメリカは豊か
な国だなーとつくづく思います。
お肉なんかもこの迫力です。
実際の店舗の雰囲気はこんな感じです
ということで、日本の成城石井とは
ちょっとちがいますね。
さて、アマゾンが買収する狙いはなん
だったのでしょうか?
ちょっと、ホールフーズの株価の動き
をみてみましょう。
(出典:https://finance.yahoo.com/quote/WFM?p=WFM)
アマゾンの買収を受けて、足元では
ぐっと上がっていますが、どうも伸び悩ん
でいるように見えます。
ホールフーズの創業は1978年ですから、
相応に古い会社ですが、やはりスーパー
という業態ですので、全米に店舗を拡大
し、成長力ということでは、成熟して
しまっていたのだと考えられます。
ですので、このままでは地理的な面での
成長は限界にきていたのだと思います。
そこに、目をつけたのがアマゾンです。
書籍のオンライン販売から始まった
アマゾンですが、創業からずっと商材
の拡大を続けていますね。
そのなかでも、最近は生鮮食料をあつ
かうサービス
AmazonFreshの展開もしていますね。
こうした、ネットとリアルを結ぶ戦略と
して、ホールフーズはアマゾンの鍵となる
買収になるのだと思います。
当面は、ホールフーズはそのままのブランド
で展開すると思いますが、ホールフーズの
生鮮食料品を扱うノウハウと、オーガニック
商材の取引先等のネットワークとアマゾン
のオンラインテクノロジーを組み合わせて
また驚くようなサービス展開をしてくるの
ではないでしょうか?
日本では?
日本では残念ながら、ホールフーズは
展開していません。ですから、アマゾンの
日本のサービスが直接受けるメリットは
今のところないのではないでしょうか?
でも、米国で立ち上がったサービスが
何年か遅れて上陸するのが、典型的な
パターンですので、数年後に関連サービス
が始まるかもしれません。
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